こんにちは、ヱビス(@Evisu0414)です。
Vagrantなどの仮想環境が、何らかの事情により起動しておらず、再度立ち上げたときにサーバー内の時間がずれているということがあります。
今回は、簡単にサーバー内の時間を日本時間に戻す方法をご紹介します。
目次
検証環境
- MySQL : 5.7.32
- Linux : CentOS7.9.2009
時間を確認する
まずは、現在時間がどのようになっているかを確認します。
確認方法はいくつかありますが、ずれていることが分かりやすい「timedatectl」コマンドで確認します。
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# timedatectl |
実行結果が下記になります。
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# timedatectl Local time: 月 2021-01-18 05:17:30 UTC Universal time: 月 2021-01-18 05:17:30 UTC RTC time: 土 2021-01-16 06:32:14 Time zone: UTC (UTC, +0000) NTP enabled: yes NTP synchronized: no RTC in local TZ: no DST active: n/a |
「Local time」という項目が、サーバー内での時間になります。
「Universal time」は、グリニッジ標準時での時間になります。
「Time zone」が「UTC (UTC, +0000)」となっているので、サーバー内の時間は、グリニッジ標準時を指していることが分かります。
日本時間に設定する
このままでは、日本時間との時差-9時間となっており、cronなど独自に設定した内容が正しく動作しなくなります。
先ほど、利用した「timedatectl」コマンドを利用して、日本時間に設定したいと思います。
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# timedatectl set-timezone Asia/Tokyo |
特に、コマンド実行時に戻り値がないため、不安になりますが、これで設定が完了しました。
時間が正しく設定されているかを確認する
最後に、時間が正しく日本時間になっているかを確認します。
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# timedatectl Local time: 月 2021-01-18 14:28:10 JST Universal time: 月 2021-01-18 05:28:10 UTC RTC time: 土 2021-01-16 06:42:54 Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900) NTP enabled: yes NTP synchronized: yes RTC in local TZ: no DST active: n/a |
今回は「Time zone」が「Asia/Tokyo (JST, +0900)」となっており、正しく日本時間に設定されていることが確認できました。
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